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リノベ向き中古マンションの見極め方|後悔しない物件選びのポイントは?

 

 

もっと私たちらしい毎日を過ごしたい。

 

 

そんな気持ちから、近年とても注目されているのが“中古マンション×リノベーション”という選択肢です。
新築よりも予算を抑えながら、自分たちのライフスタイルに合った空間を作れるのが大きな魅力。

 

でも、どの中古マンションでもいいわけではありません。
せっかくリノベするなら、将来の暮らしをもっと楽しめる物件を選びたいですよね。

ここでは、ietokiが大切にしている視点を交えながら「あなたのリノベーションに向いている中古マンションのポイント」をご紹介します。

 

 

 

 

1.立地条件を確認する

 

 

まず物件選びで大切なのは、やはり「立地」。

駅までの距離や周辺施設の充実度は、毎日の通勤・通学や買い物のしやすさに直結します。
実際に歩いてみて、夜道は明るいか、子どもと歩きやすいか、スーパーや病院が近くにあるかなど、細かいところまでチェックしておくと安心です。

 

ただし、駅近で便利な立地ほど価格は高くなりがち。

そのため、予算や家族の優先順位を考えて、あえて駅から少し離れたエリアや商業施設まで距離のある場所を選ぶ方も少なくありません。

 

そんなときは「何を大事にしたいか」という軸で考えてみてください。

 

たとえば、駅からはバスを使うけれど、その分ゆとりある専有面積が確保できてリノベしやすかったり、緑が多く静かな環境でのびのび子育てができたり──駅近では得られない価値がそこにあるはずです。

 

立地選びは、誰かの理想をなぞるものではなく、家族の暮らし方や価値観に合わせて決めるもの。
ぜひ「私たちにとってちょうどいい場所はどこだろう?」という目線で探してみてくださいね。

 

 

 

 

2.管理状態をチェックする

 

 

築年数が経った中古マンションでも、管理状態が良ければ、毎日の住み心地や将来の安心感がぐっと変わります。

 

エントランスや共用廊下、ゴミ置き場、郵便ポストまわりはきちんと掃除されているか、掲示板が整理されているか、壊れた設備が放置されていないか──そうした小さなところに、日頃の管理の丁寧さが表れます。

 

それから、管理組合がしっかり機能しているかどうかも大切なポイント。過去に大規模修繕をきちんと行っているか、長期修繕計画があるか等を確認すると、将来も安心して暮らせる物件かどうか見えてきます。

 

「中古だから、ある程度古いのは仕方ない」と思うかもしれませんが、どれだけ大切に扱われてきたかで、これからの暮らしやすさは大きく変わります。
長く暮らす家だからこそ、外観や室内だけではなく、建物全体がどんなふうに“育てられてきたか”にも目を向けてみてくださいね。

 

 

 

 

3.専有面積と間取りの自由度を考える

 

 

リノベーションを前提に考えるなら、現状の間取りはあくまで「たたき台」です。

たとえば専有面積が広めであれば、リビングをゆったりさせたり、ファミリークローゼットやワークスペースをつくったりと、プランの自由度は大きく広がります。

 

でも、ここで大事なのは「広ければ広いほどいい」というわけではないということ。

家族の人数や生活スタイル、どんなふうに暮らしたいかによって、必要な広さや間取りは変わってきます。

「子どもがまだ小さいから、個室よりも広いリビングを優先したい」「在宅ワークが多いから、ワークスペースを確保したい」──そうした具体的なイメージをもって探すと、自分たちに合った物件を見つけやすくなります。

 

リノベーションで叶えたい暮らしを想像しながら、広さと自由度をバランスよく考えてみてくださいね。

 

 

 

 

4.構造・配管の状況を確認する

 

 

リノベーションでは、見た目や間取りだけでなく、建物の「つくり」や「配管」の状態もとても大切です。

 

たとえば、ラーメン構造と呼ばれるマンションは、間仕切りの壁を取り払いながら大きな空間をつくりやすい特徴があります。一方、壁式構造は壁そのものが建物を支えるため、取り外せない壁が多く、リノベーションの自由度が限られる場合があります。

また、給排水管の位置や劣化具合も確認が必要です。築年数の古い物件では、補修や交換が必要になることもあります。

 

こうしたポイントは、内覧の段階ではなかなか見抜きにくいので、気になる物件があれば、リノベーションに詳しい専門家や不動産会社に相談してみましょう。
「後から大変な工事が必要だった…」というリスクを減らせて、安心してプランづくりや資金計画を進められますよ。

 

 

 

 

5.将来の変化を見据えて選ぶ

 

 

今の暮らしにぴったりな物件を選ぶのはもちろん大事ですが、「これから先」を少し想像することも大切です。

 

たとえば、お子さまが成長して個室が必要になるかもしれない、在宅ワークの頻度が増えるかもしれない、親御さんと同居する可能性があるかもしれない──そんな未来の変化を頭の片隅に置きながら物件を見ると、リノベの選択肢がぐっと広がります。

 

将来のことは誰にも正確にはわかりませんが、「この家なら、もし〇〇があっても柔軟に対応できそうだな」と思える物件なら、長く愛着をもって暮らせるはず。
リノベーションは、今だけではなく、未来の暮らしも形づくる大切なタイミングです。
ぜひ、ご家族でどんな暮らしをしていきたいかを話しながら、物件を見てみてくださいね。

 

 

 

いかがでしたか?

 

中古マンションはただの“箱”ではなく、家族のこれからの時間を自由に描けるキャンバスです。
ietokiは、「条件を売る」のではなく、「そこに宿るトキめきと未来」を届けたいと思っています。
あなたらしいリノベのヒントとして、ぜひ今回のポイントを心に留めてみてくださいね。

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